巨人・堀田賢慎 0―0の6回に痛恨2ラン被弾で降板 好投もたった一球で...361日ぶり白星ならず
2025年5月11日(日)20時0分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—ヤクルト(2025年5月11日 神宮)
巨人の6年目右腕・堀田賢慎投手(23)が11日のヤクルト戦(神宮)で今季2度目の先発登板。0—0のまま迎えた6回、茂木に2ランを被弾して降板し、昨年5月15日のDeNA戦(福井)以来361日ぶりとなる今季初白星を逃した。
初回は1死から、2回は先頭に四球を与えて走者を出したが、ともに次打者を併殺打に仕留めて無失点。堀田らしい粘りの投球で順調に立ち上がると、5回まで好投を続けてスコアボードに0を並べた。
だが、巨人打線が3月29日の前回対戦(東京D)で2回途中7失点(自責4)KOに追い込んだ相手先発右腕・吉村に6回まで8三振を喫してわずか3安打。0—0のまま試合が進行し、そして迎えた6回裏だった。
堀田は先頭の1番・岩田に右中間三塁打されると、1死後、3番・茂木に投じた真ん中付近の甘い直球を完璧に捉えられ、打球は右中間へ。ぼう然と打球の行方を見つめた堀田は唇をかみ、ここで降板となった。
投球内容は5回1/3で打者21人に対して81球を投げ、5安打2失点。2三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は149キロだった。
今季初先発だった4月27日の阪神戦(甲子園)では初回に1点先制を許し、5四死球を与えたものの、5回2安打1失点と粘投して降板。1—1での降板だったため勝敗は付かなかったが、チームは代打・岸田の適時打で9回に勝ち越し、2—1で勝利をものにしている。
▼堀田 ホームランを打たれた一球が全てです。カウント的にも甘くいくべきじゃない。絶対に厳しくいかないといけない一球でした。逆転を信じてベンチで応援します。