大谷翔平3戦連発16号なるか 中安、四球で2打席連続出塁
2025年5月17日(土)12時1分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—エンゼルス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2点を追う3回2死一塁の2打席目はフルカウントから9球目を見送って四球を選んで出塁した。1打席目の中前安打から2打席連続の出塁となった。
エンゼルスの先発はジャック・コハノビツ投手(24)。大谷が退団した24年にメジャーデビューした右腕で、今季は試合前の時点で8登板で2勝5敗、防御率5・23の成績をマークしている。大谷は初対戦。投球の半分ほどを占める平均球速154キロほどのシンカーで打ち取るのが特徴だ。
エンゼルスが1回表にモンカダの3号2ランで先取点を奪って迎えた大谷の初回先頭の1打席目。カウント3—1から5球目をはじき返すと、打球は上がらなかったが、二遊間を破る中前安打で3試合連続安打となった。
14日(同15日)の本拠地・アスレチックス戦で4試合ぶりの本塁打となる13号先制ソロを放った大谷。自らのボブルヘッド人形が来場者全員にプレゼントされた前日15日(同16日)の同カードでは今季初の2打席連続本塁打となる14号3ラン、15号2ランを放ち、ジャッジ(ヤンキース)、シュワバー(フィリーズ)に並ぶMLB全体の本塁打トップに立った。5月はすでに13戦で8発。5月の月間本塁打数では23年に並んで自己最多。この日もアーチが出て、3戦連発となれば今季初となる。
試合前はキャッチボールのためグラウンドに姿を見せた大谷。練習前には観客席にいた球場をパトロールする犬に近寄ってなでるなどリラックスした表情を見せ、キャッチボールを終えると、使っていたボールをサプライズでプレゼントした。その後は左翼から右翼、一塁ベンチ前、本塁後方とグラウンドを1周。古巣・エンゼルスの元同僚ウォード、ネト、アデル、デトマーズらや、球団関係者と久々の再会であいさつを交わしていた。