札幌へ宮大樹放出報道の名古屋、ハ・チャンレ復帰か。元G大阪DFの去就に影響も
2025年5月30日(金)7時31分 FOOTBALL TRIBE

名古屋グランパスは現在、明治安田J1リーグで16位に低迷。DF宮大樹が北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍すると報じられている一方、現在韓国1部大田ハナシチズンへ期限付き移籍中の韓国代表DFハ・チャンレを復帰させる可能性があるという。
韓国のインターネットサイト『FMコリア』に寄せられた情報によると、名古屋が期限付き移籍契約の早期打ち切りによるハ・チャンレの呼び戻しを要請していると、韓国人のサッカー記者が報じたとのこと。これによると、大田ハナシチズンはハ・チャンレの後釜として、元ガンバ大阪所属選手であり、2024/25シーズン限りでUAE1部ホール・ファカン・クラブを退団したDFクォン・ギョンウォンの獲得を狙っているという。
現在30歳のハ・チャンレは、韓国1部・浦項スティーラーズ在籍時の2023年、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ戦での活躍により注目を集めると、2023シーズン終了後に浦項から名古屋へ移籍。来日1年目の2024シーズンはJ1リーグ戦20試合にスタメン出場も、8月以降は出場機会が激減していた。
FCソウル、蔚山HD、全北現代など韓国国内複数クラブからの関心が報じられるなか、大田へ加入したハ・チャンレだが、2025シーズンは韓国1部リーグ戦12試合に出場。FIFAワールドカップ北中米大会での韓国代表入りを目指す中、前シーズン後半戦とは対照的に出場機会を確保している。
一方のクォン・ギョンウォンは、中国・天津天海や韓国1部・全北現代などを経て、2022年にG大阪へ加入。同年のカタールW杯でプレーするなど代表での実績を積み重ねたが、慢性的なコンディション不良に悩まされ、2023シーズンのJ1リーグ戦で18試合のスタメン出場にとどまった。
2023シーズン限りでG大阪を退団した後は、水原FCやホール・ファカン・クラブでプレー。2024/25シーズンのUAE1部リーグ戦では22試合の出場で1ゴールを挙げていたが、契約満了により1年でチームを離れている。