【NBA】Tウルブズ2季連続決勝進出 指揮官「最高のバスケ」 カリー欠場ウォリアーズを4勝1敗で撃破
2025年5月15日(木)17時7分 スポーツニッポン
◇NBAプレーオフ 西カンファレンス準決勝・第5戦 ティンバーウルブズ121—110ウォリアーズ(2025年5月14日 ターゲット・センター)
第6シードのティンバーウルブズが第7シードのウォリアーズを121—110と破り、4勝1敗として2季連続の西カンファレンス決勝進出を決めた。カンファレンス決勝ではNBAファイナル進出を懸けてサンダー(第1シード)—ナゲッツ(第4シード)の勝者と対戦する。
TウルブズはPFランドルが両軍最多の29得点、SGエドワーズが3点シュート5本を含む22得点に12アシストと、2枚看板がけん引。先発5人全員が2桁得点を挙げて第3クオーター(Q)途中に一時25点差をつけ、第4Qに猛追されながらも逃げ切った。試合後、テレビインタビューを受けているランドルにエドワーズが歩み寄り、2人はガッチリと握手した。
ランドルは「素晴らしい」と決勝進出を喜び、「僕らは逆境だらけのシーズンを送ってきた。でも(フィンチ)ヘッドコーチ(HC)はレギュラーシーズンの終わりに、トレードやコーチの解雇などは何もしていないと言っていた。僕らはただ団結して一緒に乗り越えてきた」と一丸を強調した。レギュラーシーズンは昨季より勝ち星を7つ減らしたが、プレーオフ1回戦では第3シードのレーカーズを4勝1敗で撃破。4季目のフィンチHCは「チームは最適なタイミングで団結し、最高のバスケットボールを展開している」と手応えを語り、ランドルは「この勢いをキープしたい」とカンファレンス決勝をにらんだ。
一方、ウォリアーズは7日の第1戦で左太腿裏を負傷したPGカリーがこの日も欠場。試合前にはシュート練習を再開したと発表されたが、ベンチでシーズン終了を見届けることになった。PFグリーンは「ステフ(カリー)がいなくて本当に寂しかった」と話しながらも、「彼がいないからと言って彼ら(Tウルブズ)の勝利を過小評価するつもりはない。彼らを祝福したい。我々に勝ったのだから」と相手を称えた。