万博内に宮田裕章教授、蜷川実花氏が手掛けたアート 6月まで夜の自由観覧

2025年5月14日(水)19時0分 J-CASTニュース

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」内にあるSequence3「最大多様の最大幸福」のエリアで2025年6月30日までの期間、夜の自由観覧を実施する。

時間は最終の予約ツアー終了後から、20時50分まで。

多様性の祝福を象徴する「不均質の集合」

「最大多様の最大幸福」は、慶応大学医学部教授で「Better Co-Being」のプロデューサー・宮田裕章氏と、写真家・映画監督の蜷川実花氏を中心に、各分野のスペシャリストが集うクリエイティブチーム「EiM」が制作した。

高さ7メートルのキャノピー(ひさし)に沿って約400本の繊細なワイヤーが張られ、それぞれにサンキャッチャーが取り付けられている。一つも同じ並びのない「不均質の集合」だ。

これは多様性の祝福を象徴し、晴れた日は自然光を浴びて虹色の輝きが広がる。曇天や雨の日は、霧と人工光が織りなす幻想的な光景が現れる。夜になると、照明に照らされた約1万5000個のクリスタルの無数の光が空間を満たす。

自由観覧の開始に合わせ、本アートの夜間演出として、蜷川実花氏がデザインしたふしぎな石ころのスペシャルバージョン「luminous echorb」を公開する。

echorbは来場者の位置情報を読み取り、ウェブアプリ「Better Co-Being」と連動してインタラクティブな体験を提供する。なお、19時〜20時の間に実施される予約ツアーでのみ利用でき、夜の自由観覧時間中は対象外となる。

J-CASTニュース

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